ビジネスパーソンの必需品でもあるスーツ。できるビジネスパーソンはスーツの着こなし方も違います。
スーツをスマートに着こなす為には、土台である体型を改善する必要があります。体型が改善できれば、ブランドのものの格好良いスーツでなくても、スーツをスマートに着こなせるはずです。
今回は、パーソナルトレーナーの視点で、スーツが似合う体型とはどのようなもので、どのような筋肉のバランスをしているのか、またそのバランスを手に入れるために、どのようなトレーニングをすればいいかを解説していきます。
スーツが似合う体型とは?
それでは、スーツが似合うベストな体型を上半身・下半身に分けて解説していきます。
まず上半身において大切なのが、肩甲骨のポジションと肩周りの筋肉です。
肩甲骨のポジションが通常の位置から斜め下方向にずれてしまうと、肩はなで肩に近い状態になります。スーツを着こなすにあたって、肩の状態は非常に重要です。一般的になで肩は、相手にだらしない印象を与えてしまうので、それだとビジネスにおいて最大限のパフォーマンスを発揮することはできませんよね。
肩甲骨のポジションと同じぐらい大切なのが、肩まわりの筋肉の大きさです。
筋肉が薄く、肩幅が狭くみえてしまえば、スーツ姿が頼りない印象を与えてしまいます。
そして下半身において大切なのが、筋肉のバランスです。
お尻の筋肉が一番大きくて、足首に向かって筋肉がだんだんと引き締まっている状態が、最も綺麗なバランスとされています。
大谷翔平選手はそのような筋肉のバランスになっています。
出典 prtimes.jp
逆に、ふくらはぎや太ももが大きくなっていて、お尻のボリュームが少ない状態は、スマートな印象を与えません。
日本人がスーツが似合う体型になるには筋トレが必須
・上半身は、肩甲骨が正しい位置にあり、肩まわりの筋肉にボリュームがあること。
・下半身は、お尻の筋肉にボリュームがあり、逆に太ももやふくらはぎのボリュームをおとすこと。
この2つを満たすことで、スーツが似合う体型をつくることができると、私達は考えています。
では、どうやってその体型をつくるのでしょうか。
その解決策が「筋トレ」です。
なぜなら、関節のポジションを改善するにも、筋肉を大きくするにも、筋トレは欠かせないからです。
具体的な改善方法を上半身から解説していきます。
まず、肩甲骨のポジションを改善するために、肩甲骨に付着している筋肉をバランス良く鍛える必要があります。
特に前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉が大切になってくるのですが、その前鋸筋を鍛えるには四つ這いの姿勢で行うトレーニングが有効とされています。
四つ這いになって、地面を押すことで前鋸筋を鍛えることができます。
肩甲骨のポジションが改善したら、筋肉に負荷をかけて筋肉を大きくしていきます。
特に三角筋という筋肉が重要で、その筋肉を鍛えることで肩幅が大きく見えるようになります。
次に下半身です。
下半身のバランスを改善するためには、股関節の使い方を改善する必要があります。
股関節が上手に使えないと、その動きを庇うように、膝や足首を過度に使用する必要が出てきてしまいます。
そうすると、ふくらはぎや太ももの筋肉に負荷がかかり、そこの筋肉は太くなってしまうのです。
逆に股関節が上手に使えると、膝や足首を過度に使う必要がなくなり、股関節を動かすにあたって非常に重要な、お尻の筋肉に負荷をかけられるようになります。
負荷がかかれば、お尻の筋肉は大きくなりヒップアップ効果も期待できます。
とはいっても自分ひとりで特定の筋肉に刺激を入れたり、正しく関節を動かすトレーニングを行うのは難しいですよね。
そこでオススメなのがパーソナルトレーニングです。
パーソナルトレーニングでは、お客様が正しく筋肉や関節を使えるよう、細かくフォームや身体の状態を確認します。
※パーソナルトレーナーをつけるメリットについてはこちらで紹介しています。
自分だけで筋トレを行うのは不安に思っている方、自分で筋トレしているけれどなかなか効果が出ない方は、是非一度パーソナルトレーニングを体験してみてください。
スーツが似合う体型は、パーソナルトレーニングで手に入ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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