パーソナルトレーニングで下半身痩せをする方法を解説します。
パーソナルトレーニングではスタイルの改善も出来ますが、その中の1つが下半身痩せです。
下半身太りに悩む女性は多いと思いますが、その対策方法は誤っていることが多いと思います。
下半身痩せには、様々なアプローチが必要ですので1つのトレーニングだけ、1つのストレッチだけではなかなか難しいと言えます。
そんな下半身痩せに関する解説です。
下半身痩せをする方法①筋肉のバランス改善
パーソナルトレーニングで下半身痩せをする方法は、大きく2通りあります。
1つは、脚の筋肉のバランス改善です。
そもそもの話ですが、脚が脂肪で太くなることはなかなかありません。
特に下半身太りに悩んでいる人は、体脂肪を減らしても下半身太りは解消しないケースが多いです。
体脂肪で脚が太くなる場合は、下半身太りというよりもただの肥満です。
下半身太りに悩む場合は、脚の筋肉のバランスが崩れていることがほとんどです。
脚が太く見える要因となるのが、ふくらはぎと太ももです。
ふくらはぎの場合は、脚の筋肉のバランスの問題よりも全身の姿勢の崩れの問題であることが多いです。
特にスウェイバック姿勢と呼ばれる、骨盤の位置がずれた姿勢ではふくらはぎに過度な負担がかかります。
その結果、ふくらはぎが太くなってしまいます。
スウェイバック姿勢は、筋力の弱い女性やデスクワークなど座り姿勢の多い人がなりやすい姿勢です。
この場合は、ふくらはぎのマッサージをしても一時的に良くなってまたもとに戻るの繰り返しになります。
その為、姿勢改善のトレーニングをしっかり行うことが必要です。
太ももが太くなる場合は、筋肉のバランスの崩れが原因として考えられます。
太ももが太く見える原因は、太ももの外側が張るパターンと太ももの前側が張るパターンがあります。
太ももの外側が張る場合は、足の重心の問題も大きく関係します。
外反母趾やヒールの履き過ぎ、偏平足など足に問題があると太ももの外側が張りやすいと言えます。
太ももの前側が張る場合は、骨盤の歪みや体幹の筋力不足など様々な原因で起こると考えられます。
どちらにも共通する問題としては、太ももだけを見て改善しようとしても根本的な改善は見込めないと言うことです。
姿勢の改善などトータルで考えないと、下半身痩せは出来ません。
下半身痩せの方法②脚のむくみ改善
下半身痩せの方法2つ目は、脚のむくみの改善です。
体脂肪で脚が太く見えていることは少ないですが、脚のむくみで太く見えていることは多々あります。
脚のむくみの解消にはレッグウォーマーなども効果的ですが、そもそもむくみのには原因があります。
脚のむくみの原因は、「栄養バランスの崩れ」「足への過度な負担」「下半身の血流の悪さ」などが考えられます。
栄養バランスとしては、飲み会の翌日にむくんだという経験がある方も多いと思います。
基本的にはそれと同じ原理です。
常に栄養バランスが偏っていたり、水分不足やミネラル不足があると脚のむくみが恒常化します。
脚への過度な負担は、姿勢の崩れやヒールなどがあります。
立ちっぱなしで足がむくむのも同じことです。
そして最近で多いのは、下半身の血流の悪さです。
下半身につながる大きな血管はお尻周りを通ります。
デスクワークなど長時間の座り姿勢で、お尻が圧迫されるとその結果お尻の血管も圧迫されて血流が悪くなります。
そうすると、お尻より下(つまり下半身)のむくみが強くなります。
これらが、下半身太りの原因になります。
デスクワークが多い
ヒールをよく履く
運動不足
栄養バランスの偏り
これらの要素が、下半身太りになりやすい人の特徴です。
つまり、大多数の方が下半身太り予備軍と言えます。
パーソナルトレーニングで下半身痩せをする方法
では、実際にパーソナルトレーニングで下半身痩せをする方法です。
まずは姿勢の分析、動きの分析、カウンセリングで下半身太りの原因を特定します。
姿勢はふくらはぎに過度な負担をかける姿勢か、動き方は太ももの外側など特定の部位に負担をかけていないか、栄養バランスは偏っていないかなどをチェックしていきます。
これで下半身太りの原因が分かれば、それに対応した対策を行います。
姿勢が崩れていれば、まずは姿勢改善のトレーニングから行います。
太ももに過度に負担がかかる動きをしていれば、筋肉のバランスを改善するようなストレッチや筋トレを行います。
栄養バランスが偏っていれば、栄養指導を行います。
これらすべての対策が打てるのが、パーソナルトレーニングの特徴です。
そして、その原因の特定もパーソナルトレーニングだからこそスムーズに出来ます。
ただのダイエットだけでは、下半身痩せは難しいです。
根本的に下半身痩せをするには、パーソナルトレーニングがおすすめです!
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