パーソナルトレーニングを受講される方の目的は様々あると思います。
b{stoicに通ってくださっている方にも最初のカウンセリング時などに目的を伺いますが、「体の不調(肩こりや腰痛など)をどうにかしたい」「運動習慣をつけたい」「ダイエットしたい」「姿勢を良くしたい」など様々な目的をもって通ってくださっています。
その中には、「ダイエットしたい」「筋肉をつけたい」など、ボディメイクに関する目的を持っている方も多くいらっしゃいます。定期的にトレーニングをされている方、これからトレーニングをしようと考えている方の中にもボディメイクが目的の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、パーソナルトレーニングでボディメイクする方法をご紹介していきたいと思います。
パーソナルトレーニングでボディメイクする方法
ボディメイクのために、パーソナルトレーニングで行うことはズバリ“筋トレ”になります!
ボディメイクを行うという事は体を作っていくことになるので、筋肉に刺激を与える筋トレは欠かせません。
しかし、一口にボディメイクと言っても、人によって最終的なゴールは様々変わってくると思います。「痩せたい」という方もいれば、「筋肉をつけて体を大きくしたい」という方もいらっしゃるでしょう。
また、「痩せたい」という方の中でも、「体重を落としたい」方もいれば「見た目を引き締めたい」という方、さらには「お腹だけ引っ込めたい」という方や「ヒップアップしたい」などより細かいゴールを設定している方もいらっしゃいます。
「筋肉をつけたい」という方の中でも同様に「ボクサー体型を目指したい」、「フィジークやベストボディの大会に出るために体を大きくしたい」、「逞しい腕を作りたい」、「厚い胸板を作りたい」など人によってゴールは変わってくると思います。
ゴールが違えば、当然そのゴールへのたどり着く方法も変わってきます。
トレーニングには色々な原理・原則があり、そのなかに「身体は課せられた刺激に対して特異的に反応する」という「特異性の原理」というものがあります。簡単に言うと、「トレーニングの内容によって体の変化は違ってくる」という感じです。具体的にいうと、例えば腕のトレーニングをしたら腕の筋肉が発達するし、下半身のトレーニングをすると下半身の筋肉が発達する、ということです。
逞しい腕を作りたい人が下半身のトレーニングばかりを行っても意味がないですし、筋肉をつけたい人がランニングのような有酸素運動といわれる運動ばかり行っても効果はありません。
つまり、トレーニングを行う際は目的、目標、ゴールに応じて適切な種目や負荷などを設定してトレーニングを行う必要があります。
ボディメイクに必要な筋トレ
上記のように、ボディメイクを行うには、目的、目標、ゴールを明確にし、それに応じたトレーニングを行う必要があります。
詳しく見ていきましょう。
ボディメイクの為の筋トレ方法
筋トレを行う際は、目的に合わせてエクササイズ種目、負荷(強度)、回数などを変えながら行う必要があります。
具体的にみていきましょう。
・エクササイズ種目
鍛えたい部分に適した種目を行うことが大切です。筋トレには「特異性の原理」というものがあります。簡単に言うと、腕のトレーニングをしたら腕の筋肉が発達するし、脚の筋トレを行えば脚の筋肉が発達するという原理です。
例えば、二の腕の筋肉を鍛えたいのに脚のトレーニングであるスクワットを行っても効果はありません。
鍛えたい部分にあった種目を適切に行いましょう。
・負荷(強度)
トレーニングの負荷(強度)と期待できる効果には相関関係があります。
トレーニングの負荷を表すものにRM(repetition maximum)法というものがあります。
これは、トレーニングを最大何回行えるかを表すものになります。
例えば、5RMだと5回ギリギリ行えて6回目はできない重さということになります。
一般的に筋肉をつけたい場合は8~12RM、シェイプアップをしたい場合は15~20RMが効果的と言われています。
つまり、筋肉をつけたい場合は8~12回ギリギリできる重さで、シェイプアップの場合は15~20回ギリギリできる重さでトレーニングを行いましょう。
・回数
回数に関しては、1セットごとに重りを挙げられなくなるまで行うのが効果的です。
例えば、8RMの重さでトレーニングを行う場合は8回、15RMでトレーニングを行う場合は15回きっちり行うということになります。
ボディメイクの為の筋トレ方法は目的に応じて以上の要素をカスタマイズして行っていくことになります。
また、ダイエットをしたい方は、食事のコントロールなどで摂取カロリーを抑えると同時に、消費カロリーを増やす必要があります。
消費カロリーを増やすには、運動はもちろん必要ですし、筋肉をつけることによる基礎代謝量の増進も必要不可欠です。
つまり、ダイエットをしたい方にとっても筋トレは必要になります。この場合は、体の中でも大きな筋肉(脚やお尻、胸、背中など)を鍛えると効果的です。
パーソナルトレーニングで筋肉をつける方法
ボディメイクでは筋トレを行い筋肉をつけることが必要です。
ここではもう少し筋肉をつける方法について詳しく見ていきます。
筋肉をつける方法とは?
上でも触れましたが、トレーニングにはいくつかの原理原則があり、その中に「過負荷の原理」というものがあります。
これは「日常生活で体験する以上の強度で運動をしなければ、体力・筋力は向上しない」という原理になります。
つまり、日常生活では扱わないような負荷をかけたり、日常生活では使わないような体や筋肉の使い方をしないと筋肉はついてこないのです。
そのためには、自体重・ダンベル・バーベルなどを使用した筋トレを行う必要があるということになります。
次に、筋トレで筋肉がついていくメカニズムを解説します。
筋トレを行うと筋肉に傷がつき、傷ついた筋肉は修復しようと反応します。
このタイミングで、適切な休養と適切な栄養を摂ることで、筋肉は元のレベルよりも強く、太く成長するのです。
この筋トレで傷つく→栄養と休養→レベルアップというサイクルのことを「超回復」といいます。超回復を繰り返すことで筋肉はどんどん強く、太くなっていきます。
超回復が起き、筋肉がレベルアップしたタイミングでまた筋トレを行い、筋トレ→超回復→レベルアップ→筋トレ→超回復→レベルアップ・・・と繰り返すことで筋肉は段々と大きく強くなっていくのです。逆に、超回復が起きる前に続けてトレーニングを行ってしまうと、筋肉が修復されず損傷ばかり蓄積されるので、筋肉は弱く小さくなっていってしまいます。この超回復のスパンは筋肉によって違いますが、およそ24~72時間程度と言われています。そのため、同じ部位を鍛える際は連日鍛えるのではなく、1~2日は間を空けないと効果的ではありません。
筋肉をつける為の筋トレ方法
筋肉のつくメカニズムが分かったところで、実際に筋肉をつけるにはどのような筋トレを行えば良いかをみていきましょう。
筋トレを行う際に考慮すべき点は負荷、回数、セット数、頻度などがあります。
■負荷、回数
筋トレで期待できる効果と負荷、回数には相関関係があることが分かっています。
筋トレの負荷を表す方法としてRM法というものがあります。RMとは【repetition maximum】の略で、そのトレーニングを最大で何回行えるかを表したものになります。例えば、10RMだとトレーニングを10回はギリギリできるけど11回目はできないという負荷になります。
一般的に筋肉をつけるには8~12RMが一番効果的とされています。つまり、8~12回ギリギリでできる重さで行うという事になります。
回数は8RMの負荷であれば8回、12RMであれば12回と、1セットずつ重りが挙がらなくなるまで行うようにしましょう。
■セット数
筋肉をつけて大きくするにはトレーニングのボリュームが重要と言われています。トレーニングのボリュームとは負荷×回数×セット数で計算される数字で、この数字が大きいほど筋肉がつきやすくなります。
負荷と回数は上記のように8~12RMと決まっているので、セット数を増やすことでトレーニングのボリュームを増やすことになります。
何セット行うかは、トレーニングに使える時間や個人の体力によって変わってきますが、3~5セット程度を目安に行うとよいでしょう。
それ以上のセット数を行っても良いですが、同じ種目で同じ刺激を与えるのであれば別の種目で刺激を変えるのも効果的です。
■頻度
筋トレ後は超回復のことを考慮し、しっかりと休ませることも大切です。
連日同じ部位のトレーニングを行うと超回復が起きず、筋肉が傷つく一方なので、筋肉は弱く細くなってしまいます。
筋肉の回復にかかる時間は、部位によって変わりますがおよそ24~72時間と言われています。
つまり、同じ部位を行う際は1~2日は間を空けて行う必要があります。
次に、色々な目的に応じたボディメイクの方法について見ていきましょう。
ボディメイクで増量する方法
パーソナルトレーニングで増量と聞くと、筋肉をつけたい人のためだけの話だと思われるかもしれません。特に女性の場合は、トレーニングをする目的がダイエットだったり、体の引き締めだったりすることが多いので、そう思われるのも仕方ないかと思います。
しかし、増量というのは筋肉をつけて体を大きくしたい人はもちろん、場合によってはダイエットを行う前に正しい増量を行う必要がでてくることもあるのです。
増量に必要な筋トレ
皆様イメージはできると思いますが、正しい増量とは脂肪ではなく筋肉が増えることで体重が増えることになります。
筋肉が増えると、基礎代謝量(一日何もせず安静にしていても消費するカロリー)が増えるので、痩せやすく太りにくい体に変わっていきます。
また、筋肉は脂肪に比べ密度が高いので、同じ重さでも脂肪よりも体積は小さくなります。脂肪の体積を1とすると同じ重さの筋肉の体積はだいたい0.8程度になります。つまり、筋肉が多いほど体重が同じでもより引き締まって見えるということになるのです。
つまり、ダイエットや引き締めを目的にトレーニングを行う場合でも、筋肉をつけることはとても重要になります。
女性の場合は筋肉量が元々少ない方が多く、特に過去に食事制限だけでのダイエットを行った経験がある方は、栄養不足により筋肉がより少なくなっている方もいらっしゃいます。そのような方は、体重を落とす前にまず筋肉をつけることで正しい増量を行ったのち、体重を落としていく必要があるのです。
このように、増量を行う為には筋肉をつける必要があるのです。
そのため、増量を行う為の筋トレはイコール上で説明した筋肉をつける為の筋トレと同じような内容になります。
トレーニングを行う重さや回数とトレーニング効果については相関関係があり、一般的に筋肉をつけて大きくすることを目的にするには8~12回ギリギリできる重さで筋トレを行うと効果的と言われています。そして、1セットごと重りが挙がらなくなるまでしっかり回数をこなすことでより効果的にトレーニングを行うことができます。
次にセット数についてですが、トレーニングボリューム(負荷×回数×セット数)が大きいほど筋肉が大きくなりやすいという研究結果があります。つまり、セット数は多いほど効果的になります。ただ、トレーニングに費やせる時間は人それぞれ決まっていると思うので、3~5セット程度を目標に行うとよいでしょう。
また、それ以上のセット数行うのも良いですが、集中力が切れたり、体に対して同じような刺激しか与えられず体が慣れてしまうということも考えられるので、別の種目を行うことで、体に新しい刺激を与えてあげるのも効果的です。
お腹を凹ませる方法
ダイエットの目的にポッコリ出てしまったお腹を凹ませたい!という要望が多くあります。ポッコリお腹になってしまう理由は二つあります。
①単純に脂肪がつきすぎている
②体幹の筋肉が働かず、内臓が前方に圧迫している
ここでは二つの問題に対してのお腹を凹ませる方法をご案内していきます。
お腹を凹ませる方法①ダイエット
お腹についた脂肪を減らす方法は二つあります。
それは「食生活の改善」と「脂肪燃焼ダイエット」です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
■食生活の改善
食生活を改善することはダイエットをする上で一番初めに取り組むべきことです。
単純にカロリーを抑えるだけでなく、内臓の機能の正常化を促します。
そのことにより、余計な脂質を蓄えることを抑えることが可能になります。
ただし、闇雲なカロリー制限は身体を飢餓状態にして、リバウンドを引き起こす原因になりかねないので注意が必要です。
■脂肪燃焼ダイエット
体脂肪は1kg約7200kcalあります。
ダイエットを成功させるにはいかにカロリーを消費するかが鍵になります。
運動負荷・強度が高いと心拍数が上がり、運動初心者の方には心理的にキツく、よほどの強い意思と必要性がない限りは続けるのが難しいです。
高い強度で短い時間の運動よりも、30分でも続けられる程度の負荷を続けていた方がトータルカロリーを消費出来ます。まずは30分を目安にジョギングを続けてみましょう。
お腹を凹ませる方法②ドローイン
お腹が出ているのは、単純に脂肪が付いているだけではありません。
姿勢が悪いと内臓が入っているお腹のスペースが潰れてしまい、内臓が前方に押し出されることでポッコリお腹になってしまいます。
少し詳しく説明すると、長時間の不良姿勢やデスクワークなどが続くと、体幹にあるインナーマッスルと呼ばれる筋肉がうまく働かない状態となります。
すると肋骨と骨盤の位置がずれてしまい、内臓が圧迫されてしまいます。背中側には背骨があるため、圧迫された内臓はお腹側に逃げることになるので、お腹がポッコリして見えてしまうのです。
この状態を防ぐためにはインナーマッスルが働ける状態を作ることが必要です。
特に天然のコルセットといわれている腹横筋が働いている状態が重要です。
腹横筋は、意識しておへそを背骨側に近づける(お腹を凹ませる)時に働く筋肉で、息を吐くときにお腹を凹ませる働きをしています。
この腹横筋を意識的に使えるようにするのがドローインという意識の方法です。
ドローインは簡単にいうとお腹を凹ませたままキープする運動のことです。
ここでは簡単なドローインエクササイズを二つご案内します。
■ドローインの基本
・仰向けに寝て膝を立てる
・地面と背中の間の空間をなくすように骨盤を動かす(後傾させる)
・息を吐いてお腹を凹ませる
・お腹を凹ませたまま息を吸う
・この状態を約60秒キープ(3秒で吸って6秒で吐くX 6回)
■四つん這いポジションドローイン
・手のひらを肩の真下、膝をお尻の真下にして四つん這いになる
・顎を引き横から見た時に、耳・肩・骨盤がまっすぐ一直線のラインで、地面と水平になっている姿勢をとる
・おへそを背骨側に引き上げる意識で息を吐く
・お腹を凹ませたまま息を吸う
・この状態を約60秒キープ(3秒で吸って6秒で吐くX 6回)
腹横筋はお腹が出っ張らないように働いていれば十分なので、普段は意識して凹ませる必要はありません。
意識しすぎるとお腹が硬くなり、背骨や骨盤の動きを制限して、腰痛や首痛、肩こりを誘発する場合があります。
お腹をコントロールする方法ではありますが、注意が必要ですね。
お腹を凹ませる方法③筋トレ
ドローインができるようになったら、身体を引き締めるためのトレーニングを行いましょう。
お腹を引き締めるのに必要になってくるのが、外腹斜筋と内腹斜筋と言われる脇腹の筋肉です。内腹斜筋は足が動く時に骨盤を支えるために働く筋肉で、外腹斜筋は上半身を捻る時に使われる筋肉です。
脚を上げ下げする動作は負荷が強くコントロールが難しいので、まずは上半身を横に倒す動作や身体を捻る動作でのトレーニングをお勧めします。
お勧めのトレーニングは以下の二つになります。
■サイドベント
・片手にダンベルやペットボトルを持つ
・反対側の脇腹を縮めるようにして体を倒してダンベルを上に持ち上げる
・動作を繰り返す
■ツイスト
・身体をやや起こした状態で、左右に捻る動作です。
・仰向けで膝を立てる
・肘を曲げて両手を頭の後ろで組む
・顎を引いておへそを覗き込むようにして身体を起こす(肩甲骨が地面から離れる程度)
・その姿勢をキープしながら、肘をおへその上に持ってくるように身体を捻り、それを交互に繰り返す
腹筋を割る方法
男性も女性もカッコいいカラダを目指している人々にとっては腹筋を割ることを目的にしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、腹筋を割りたいからといってクランチなどの1つの腹筋メニューをひたすらやったからといって割れるわけではありません。
また、シットアップという体育の授業でやったような腹筋運動は、股関節の運動であまり腹筋を使ってないことが分かっています。
では腹筋を割るにはどうすれば良いでしょうか?
ここでは、腹筋を綺麗に割る方法を解説します。
腹筋を割る為の筋トレ方法
しっかりとしたラインをつくるには順番とコツがあります。このコツを知っていれば短期間で腹筋を割ることが出来るでしょう。
ここでは3つのコツを説明していきます。
腹筋を割るコツ3つ
1、腹筋群と言われている部分を満遍なく鍛えること
2、手脚を含めた全身を動かす種目をすること
3、皮下脂肪を薄くすること
腹筋群とは腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋から構成されています。
綺麗なシックスパックを作るには腹直筋だけでなく他の腹筋群と一緒に満遍なく鍛える事をお勧めします。
特に、内腹斜筋や外腹斜筋を鍛えておくと腹直筋が綺麗に見えてきやすくなります。
腹直筋を含めた腹筋群は上半身と下半身をつないで、強い負荷がかかった時にえび反りにならないようにする為に働きます。
腹筋を収縮させる運動に慣れてきたら、手脚を動かした時に姿勢が崩れないように支えるトレーニングがお勧めです。
腹筋群のそれぞれの動きとエクササイズを紹介します。
・腹横筋
腹横筋はお腹筋群の中で一番深層にあります。
腹横筋を働かせるとお腹が凹んだ状態になります。
腹横筋を働かせるためにはドローインというお腹を凹ませてキープするエクササイズがおススメです。
腹横筋が上手に使えると、他の腹筋群も働きやすくなるので一番はじめに入れると良いでしょう。
・外腹斜筋
外腹斜筋は上半身をひねるときに使います。ツイストの動きで働きます。またロールアップという上半身を丸める動作でも使われます。
・内腹斜筋
内腹斜筋は脚を動かす時に骨盤が動かないように支えになる働きをします。
レッグレイズなどの脚を上下させるトレーニングで働きます。
腹筋を割るにはダイエットも必要
どんなに腹筋をやっても皮下脂肪があるとせっかく発達させた筋肉もぼやけてしまいます。
しっかりとトレーニングした筋肉のカットが出てくるのは、体脂肪率でいうと12-15%以下になってきてからです。
筋肉量が多く体重が多ければ多いほど体脂肪率は相対的に低い状態にしないとカットが見えてきません。
有酸素運動と食事管理をして徐々に体脂肪を減らしていきましょう。
有酸素運動をする時間が確保できない方は、腹筋群の種目をサーキット形式で行うことをお勧めします。
サーキット形式とは、短い休憩を挟みトレーニングを行う方法です。
例えば、
ドローイン(腹横筋のエクササイズ)→30秒休憩→ツイスト(外腹斜筋のエクササイズ)→30秒休憩→レッグレイズ(内腹斜筋のエクササイズ)→30秒休憩→クランチ(腹直筋のエクササイズ)
のように行います。
このサイクルを3セット行えば腹筋群を満遍なく鍛えることができます。
時間と体力に余裕のある方は、エクササイズと休憩の間に踏み台昇降やその場駆け足などを30秒挟むとより効果的です。
体脂肪をカットしていくことで初めて6パックが作られていくのです。
さて、ここまでは筋トレを中心にボディメイクする方法を見ていきました。
次に食事面からボディメイクする方法を見ていきましょう。
ボディメイクに必要な食事改善
ボディメイクを行うには、筋トレだけでなく食事改善も必要となってきます。
一日の摂取カロリーのコントロールはもちろん、栄養素は足りているか、食事の時間やタイミングはどうかなど、様々な視点から食生活を見直すことが必要です。
筋肉をつけ増量するための食事方法
体を大きくするということは、新しく体を作っていくことになります。そのため、食事による摂取カロリーを増やす必要があります。特に、体を作る材料である“タンパク質”をしっかりと摂取することが重要です。
具体的には、1日に体重1kgにつき1.6~1.7g程度が目安となります。体重50kgの方であれば、1日80~85gとなり、これは卵だとだいたい11~12個ほど、牛乳だと3.6Lほどの量となります。これだけの量を食事だけで補うのは難しいので、サプリメントとしてプロテインを取り入れるのが有効です。
また、食事だけで必要な栄養素を補うことが難しいことも多いので、サプリメントなどで補う必要もあるでしょう。特に、筋肉をつけて体を大きくしたい人であればタンパク質であるプロテインの他にBCAAやHMBなどのアミノ酸を摂取するとより効果的ですし、ダイエットをしたい人でも脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンなどのサプリメントを摂取するのも効果的です。
このように、ボディメイクを行うには筋トレはもちろん、食事などの栄養面でも気を付けなければいけないことがとても多くあります。また、場合によっては筋トレの前に骨盤の歪みを整えるなど、姿勢の改善を行ったほうがよいこともでてきます。
ボディメイクにはパーソナルトレーナーをつけるべき理由
ここまで、筋トレと食事面からボディメイクをする方法を見てきました。
ここまで紹介した筋トレや食事改善以外にも、姿勢を改善していく必要があります。
姿勢が崩れていると筋肉が固まってしまったり緩んでしまったりするので、姿勢不良が原因で引き締まって見えなかったり、筋トレの効果が薄れてしまったりということも多く見られます。
そのため、筋トレや有酸素運動を行う前に姿勢を整えることが重要になります。
※姿勢改善で得られる効果など、姿勢改善についてはこちらで解説しています。

姿勢を確認し、目的に応じた適切な負荷の筋トレを行い、食事も気をつける。言葉にすると簡単ですが、いざ実践しようとすると一人で完璧に行うのはなかなか困難な場合が多いです。
パーソナルトレーニングでは、専門知識を持ったトレーナーが客観的に姿勢を分析し、適切なトレーニングメニューを提案できます。また、食事に関してのアドバイスも適宜行うことができます。
b{stoicではトレーニングの専門家であるパーソナルトレーナーによるトレーニングはもちろん、ピラティスのメソッドを取り入れたトレーニングによる姿勢の改善や管理栄養士による食事指導や必要なサプリメントなどのアドバイスも行えます。
また、併設している鍼灸サロンにて、鍼治療や美顔鍼、カッピングマッサージなどトリートメントからのアプローチも可能です。
さて、最後に少しこれまでとは違った観点でのボディメイクについて見ていきたいと思います。
それはズバリ『結婚式にむけたボディメイク』です。
結婚式にむけたボディメイク
人生の晴れ舞台の一つである結婚式。特に女性にとっては今も昔も大事なイベントの一つなのではないでしょうか。
たくさんの人から写真や動画を撮ってもらえるので、結婚式の思い出は映像と共に一生残るものになると思います。
そんな晴れ舞台ですから、「綺麗なドレスを着たい」「引き締まった綺麗な体で結婚式を迎えたい」と思う方も多くいらっしゃることと思います。
そんな結婚式に向けたボディメイクにはパーソナルトレーニングがお勧めです。
結婚式に向けたボディメイクにパーソナルトレーニングがおすすめな理由
結婚式に向けたボディメイクには以下のような特徴があります。
・期間が決まっている
結婚式当日までという明確なゴールが決まっています。
・期間が比較的短いことが多い
スタートする時期は人によっては結婚準備を始めたタイミングやドレスを決めたタイミングなど半年~1年前の比較的早めに始める人もいらっしゃいますが、多くの方は打ち合わせなど準備が本格化する3~4か月前から始める方が多いです。
・式の準備で忙しくなかなか時間が取れない
式の準備が本格化してからは式場との打ち合わせはもちろん、招待状作成、席次表の作成、引き出物の選定、料理やドリンクの選定・・・などやることが山積みでなかなか時間を作るのが難しいという方が多くいらっしゃいます。
・部分痩せを目標とすることが多い
ドレスから出る二の腕や背中を引き締めたいなど、特定の部分だけを引き締めたいという方が多いです。
このような状況でボディメイクを行うには、適切な運動を適切な負荷で行い効率よくボディメイクを行う必要があります。
また、運動だけでなく食事のコントロールも必要でしょう。ただし、闇雲に食事量を落としてしまうと肌が荒れる、髪がパサつく、化粧のノリが悪くなるなどの悪影響が出てしまう可能性がありまし、リバウンドの危険性も高まります。
そのため、食事のコントロールも量だけでなく栄養バランスを考えるなど質も考慮して適切に行う必要があります。
これらを自己流だけで行おうとしてもなかなか難しいのが現実です。
しかし、パーソナルトレーニングであれば専門知識を持ったトレーナーがその人の目標(二の腕を引き締めたい、○○キロ痩せたいなど)を結婚式までの期間から逆算して、その人に合わせた適切な運動や負荷を考慮してメニューを組むことができます。
また、こまめに目標までの進捗を確認し、その都度メニューを微調整するなど対応していきます。
食事に関しても、普段の食生活などからどのように食事をコントロールすればよいかのアドバイスをすることができます。
絶対に失敗できない、失敗したくないボディメイクですから、専門の知識を持ったボディメイクのプロであるパーソナルトレーナーに相談することをお勧めします。
結婚式にむけたボディメイクのためにb{stoicでできること
基本的にどこのパーソナルトレーニングジムでパーソナルトレーニングを受けても、上で述べたような運動指導と食事指導を行っていきます。
引き締めたい部分に焦点を当てたトレーニングや、基本的な食事指導も受けられるでしょう。
しかし、b{stoicで行うボディメイクはそれだけではありません。
トレーニングでは引き締めたい部分のトレーニングはもちろん、その部分がなぜ引き締まっていないかの原因から解消するトレーニングを行います。
引き締まっていない理由は筋肉不足や脂肪がつき過ぎていることはもちろんですが、姿勢や筋肉のバランスが崩れていることで引き締まって見えないという人が多くいらっしゃいます。
そのような方には、目的の部分のトレーニングだけを行うよりも、まずは姿勢や筋肉のバランスを整えるエクササイズを行ってからの方がより効果的に引き締めることができます。
栄養指導では、管理栄養士による食事指導を受けることができます。
対面でのカウンセリングはもちろん、オンラインでの食事指導を毎日受けていただくことができます。食事ごとにアドバイスを送ることができるので、無理なく効果的に食事を改善することができます。
食事の量だけではなく、栄養バランスや食事をとるタイミング、美容に良い食べ物のアドバイスも行えるので、ダイエット後のリバウンド防止はもちろん、結婚式に向けた美容に向けても効果を出すことができます。さらには、認知行動学に基づき結婚後の食生活にも役立てるアドバイスもさせていただきます。
さらに、b{stoicでは鍼灸治療院を併設しているので、美顔鍼によって顔の引き締めを行うことも可能です。もちろん、顔だけでなく全身への鍼治療やカッピングマッサージによるリラクゼーションや引き締めも行うことができます。

before

after
このように、b{stoicでは運動と食事だけではなく鍼治療も含めトータル的にボディメイクを行うことが可能です。
本気でボディメイクを行いたいとお考えの方は是非一度体験にお越しください!
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