パーソナルトレーニングで行うペアストレッチについて解説していきます。
ストレッチという言葉はかなり幅広く知られていて、「身体に良さそう」なイメージもあると思います。
しかし、ペアストレッチというとそこまで広く知られていないかもしれませんが、
最近ではペアストレッチのみを行うお店も出来てきています。
パーソナルトレーニングではペアストレッチも行いますが、ペアストレッチを単独で行うのではなく筋トレなどの運動とセットで行います。
これによって運動の効果もさらに高まります。
そんなペアストレッチについての解説です。
パーソナルトレーニングでできるペアストレッチの効果
パーソナルトレーニングではただ筋トレをするだけではなく、ペアストレッチも行います。
ペアストレッチとは、自分で動いて行うストレッチではなくパートナーにやってもらうストレッチです。
パーソナルトレーニングで行うペアストレッチとは、トレーナーがお客様に行うことになります。
つまり、ただ寝ているだけでストレッチが出来てしまう楽なものです。
このペアストレッチは上手くやればかなり効果的なストレッチです。
ペアストレッチと対極にあるのが、自分でやるストレッチです。
これはペアストレッチに対してセルフストレッチと呼ばれています。
セルフストレッチとペアストレッチにはそれぞれ特徴がありますので、どちらがいいというものでもありません。
しかし、ペアストレッチには様々なメリットがあります。
ペアストレッチのメリットはこちらです。
・自分で伸ばせない(伸びにくい)筋肉をしっかりストレッチできる
・安全性が高い
・楽にできる
まず何と言っても大きなメリットが、セルフストレッチでは上手く伸ばせないような筋肉でもストレッチができる点です。
ペアストレッチは、トレーナーが動かして行いますので受ける側としては特別な能力は必要ありません。
セルフストレッチでは上手く体をコントロールしないとできないことでも、ペアストレッチでは簡単に出来ます。
そもそも上手く伸ばせない筋肉は、柔軟性が低く特にストレッチをしたい筋肉です。
つまり、伸ばしたい筋肉ほど上手くストレッチがしにくいというジレンマがありますが、それをペアストレッチでは解消できます。
また、筋肉は細かくみると筋線維というものの集合体です。
同じ筋肉であっても、「どこの筋線維が伸びているのか?」までこだわるとより効果的なストレッチになります。
ただ、そんなことを自分でやるのは非常に難しいです。
細かい筋肉の部位などを理解した専門のパーソナルトレーナーのペアストレッチでは、このような細部にまでこだわることが出来ますので効果的なストレッチになります。
ペアストレッチとセルフストレッチの違い
ペアストレッチを語る上では、対比となるセルフストレッチについても知っておくべきです。
ペアストレッチはトレーナーのストレッチを受けるもので、セルフストレッチは自分で動いて行うストレッチです。
それぞれのストレッチの特徴を整理するとこのようになります。
ペアストレッチの特徴
・トレーナーのストレッチを受ける
・普段伸びにくい筋肉をストレッチしやすい
・受ける側は楽
セルフストレッチの特徴
・自分で動くので動作の学習が出来る
・トレーナーに依存せず家でも出来るようになる
ペアストレッチのいい面をお伝えしてきましたが、実はペアストレッチにも欠点があります。
それが、自分で動かないので動作の学習が出来ないということです。
自分で動くことでその動きを脳が学習し、それが姿勢の改善や動きの改善に繋がります。
誤った動きの癖は、腰痛や膝痛など身体に痛みにつながると考えられますので動きの学習はとても大切な要素です。
また、スポーツにおいてはそのままスポーツの競技力に直結します。
しかし、硬すぎる筋肉がある状態でセルフストレッチを行っても誤った動作を学習するだけで逆効果になります。
このように、ペアストレッチだけでもセルフストレッチだけでも不足があります。
しかし、組み合わせることでそれぞれのメリットを活かしてデメリットを補完することができます。
ペアストレッチと運動を組み合わせるとより効果的!
ペアストレッチはセルフストレッチと組み合わせることで効果がより発揮されます。
さらにセルフストレッチだけではなく、筋トレなどの運動とも組み合わせるとより効果的です。
ペアストレッチで今まで動いていなかった筋肉が動き、その結果セルフストレッチや筋トレの効果が上がることもあります。
さらにペアストレッチの使い方として、疲労の回復があります。
トレーニング後は一定程度の疲労がありますので、その疲労回復を促進させる目的でもペアストレッチは有効です。
このように、ペアストレッチは上手く使えば運動の効果を大きく高めることが出来ます。
ただペアストレッチをするだけではなく、セルフストレッチや筋トレと組み合わせることがおすすめです!
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