皆さんは普段から姿勢に気をつけていますか?
パソコン作業など、デスクワークが多いビジネスパーソンの方はどうしても背中が丸まってしまう、頭が前に出てしまうなどいわゆる猫背になってしまうとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
猫背になってしまうと肩こりや腰痛、目の疲れなど体に様々な悪影響を与えてしまいます。
また、姿勢が悪いと見た目の印象も悪くなってしまい、ビジネスの場面でも悪影響が出てしまう危険もあります。
今回はそんなビジネスパーソンの悩みの一つであろう猫背をパーソナルトレーニングで解消する方法を紹介してきたいと思います。
パーソナルトレーニングで猫背を解消する方法
なぜデスクワークが多いと猫背になってしまうのか、もう少し細かくみていきましょう。
デスクワークの姿勢は顔が前に出て背中が丸まるので猫背になる。これが長時間続くことで筋肉が固まり猫背になります。
デスクワークを行うビジネスパーソンは、このようにどんどん背中が丸まり、姿勢が乱れ猫背になっていってしまいます。
そんな猫背を解消するには、パーソナルトレーニングでどんなことを行っていくのか。
一言でいうと、ズバリ姿勢の改善ということになります。
正しい姿勢については、正しい姿勢はこちらでも紹介しておりますが、立った姿勢を横から見た時に、耳-肩-骨盤-くるぶしが一直線に並んでいる姿勢が正しい姿勢と言えます。
猫背の方は正しい姿勢に比べると、頭が前に出てしまう、背中が丸まり肩甲骨が外側に移動しているので肩が前に出てしまう、頭が前に行ってしまうバランスをとるために腰が反って骨盤が前に出てしまう、といった姿勢の方が多く見られます。
これらは一つだけ当てはまる方もいれば、複数が当てはまる方もいらっしゃいます。
パーソナルトレーニングでは、姿勢や動作をチェックし、その人の姿勢に合わせたトレーニングメニューを提案していきます。
また、日常で意識する点やオフィスでも行えるようなエクササイズを紹介することもでき、猫背解消に向けて一緒に取り組んでいきます。
猫背改善に効果的なストレッチ
ここからは具体的にどのようなストレッチや筋トレが猫背に効果的かを紹介していきます。
上でも紹介した通り、人によって姿勢も違い、必要なストレッチや筋トレも変わってくるので、ここでは代表的な種目をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
◎胸のストレッチ
猫背の方は背中が丸まってしまうので、背中の反対側にある胸の筋肉が固まってしまっている場合が多いので、ストレッチしてあげると効果的です。
①体の後ろで手を組みます
②胸を張りながら腕を上にあげていきます。この時、体が倒れてしまうと効果が薄れるので、体をまっすぐに保ったまま行いましょう。
◎首のストレッチ
重たい頭を支えている首もストレッチでほぐしてあげると効果的です。
①頭を横に倒します。この時倒した側と反対の肩が上がらないように腕を下に伸ばす意識を持つと効果的です。椅子に座って行う時は、椅子の座面をつかんでも良いです。
②余裕があれば、倒した側の手を頭に乗せて腕の重みでより伸ばしていきます。
③反対側も行いましょう。倒す角度を変えると伸びる部分が変わるので、自分で一番気持ちの良い角度を探してみましょう。
どちらのストレッチも、呼吸を止めない、痛気持ちいいくらいで止めることを注意して、30秒ほどゆっくりと行いましょう。姿勢は立っても座ってもどちらでかまいません。
猫背改善に効果的な筋トレ
筋トレもストレッチ同様、代表的なものをピックアップして紹介します。
◎肩甲骨周辺、背中のトレーニング
猫背の方は肩甲骨が外に開いた状態で固まってしまっている方が多いので、しっかり肩甲骨を動かして背中の筋肉を鍛えると効果的です。
①腕を前に伸ばし、思いっきり肩甲骨を外に広げて背中を丸めます。この時、上腕骨を内旋させて手の甲を内側に向けます。
②胸を思いっきり張るように肩甲骨を内側に寄せ、肘を曲げながら体の後ろに引いていきます。この時、上腕骨を外旋させるように手の平を上に向けていきます。
しっかりと肩甲骨を大きく動かしてあげることがポイントです。
◎頭を引くトレーニング
猫背の方は頭が前に出てしまっている方も多いので、頭を正しいポジションに戻すトレーニングを行うと効果的です。
①壁に寄りかかって立ちます。
②お尻、肩甲骨、後頭部の3点が壁につくように姿勢を整えます。この時、肩甲骨は内側に寄せます。
③後頭部が壁から離れないように顎を引き、その姿勢をキープします。
上で紹介した種目はほんの一部の種目です。
実際に猫背を解消するには、自分の姿勢を把握し、その姿勢にあった種目を行うことが重要です。
より効果的に猫背を解消するためにも、パーソナルトレーニングを受講してみてください。
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